てくてく、と。株式会社テクト  代表取締役  中谷茂樹のブログ

2012-01 の記事

【第三回】 Webはじめの一歩の月曜日

ホームページのことなど、よく分からない。
急に、会社のホームページ担当になったけれど、何から始めて良いのかわからない。
といった方に向けてお届けしている本連載。

第三回目は、ホームページに掛かる費用の相場のお話です。

前回の第二回目では、ホームページ制作の際に、ホームページ制作会社が見積書を作成する際の項目(内訳)について書きました。

今回は、それぞれの相場について見て行こうと思います。。。が、これについては、本当に書くことが難しく、かなり悩んでしまいました。

というのも、「ホームページ」というのは、決まった商品では無いので本当に千差万別、ピンからキリまであるからです。

大雑把に言うと、ホームページ制作会社の規模や実績、利益構造などによって相場は変わってきます。更に、仮にそうした会社に勤めていた女性が結婚を機に退職し、自宅でフリーランスでお小遣い稼ぎ程度に作る場合には、会社時代に100万円掛かっていたものが、10万円でもいいですよ、といいう可能性だってあります。

そういう訳で、相場はこれです、とはなかなか言い切れないのですが、その辺りをお含み頂き、読んで頂ければと思います。

では、まず前回書いた見積項目別に、私の知る限りでざっくりと相場を見てみましょう。

1) トップページデザイン制作費用 30,000円~数十万円
2) トップページコーディング費用 20,000~100,000円
※難易度やボリュームによって変わります。
3) 下層ページデザイン制作費用 5,000~30,000円/ページ
※下層のベースコデザイン費用、デザイン設計費用などを別計上する場合もあります。
4) 下層ページコーディング費用  3,000~20,000円/ページ
※下層のベースコーディング費用、コーディング設計費用などを別計上する場合もあります。
5) Flash、javascript制作費用 0~500,000円ぐらい?
※難易度によって、全く変わります。数百万という場合だってあります。
6) 画像(図・写真・イラストなど)制作・加工費用 1,000~数万円/点
7) ライティング費用 50,000~500,000円
※原稿の量・難易度によって大きく変わります。場合によってはもっと変わります。
8) 撮影費用 50,000~数百万
※撮影点数やスタジオ使用の有無、アシスタントの要不要、カメラマンの方の実績によっても大きく変わります。
9) CMS設置費用 0~数百万円
※システムの機能や摘要範囲によって大きく異なります。
10) フォーム設置費用 数千円~数万円
※機能によって変わります。
11) SSL設置費用 数千円~数万円
※SSL証明書の取得費用は別途
12) SEO対策費用 数千円~数百万円
※検索順位をアップさせたいワードの数や難易度、現時点でのランクによって変わります。
13) 企画・ディレクション費用(または営業管理費など名称はまちまちです)
0~数百万円
※サイトの規模や発注する会社の考え方によって変わります。

さぁ、どうでしょうか??
・・・書いては見ましたが・・・これではさっぱりわかりませんね。

でも、まずは「ホームページ制作」には、このぐらい価格に開きがあるものだ、ということがおわかり頂ければと思います。

ですが、これでは本稿の主旨である「相場」というものが全くわかりませんから、具体的な事例でもう少し見て行きましょう。

以下は、想定として中小規模の個人事業主や企業が、これまた中小規模のホームページ制作会社やフリーランスに発注した場合の相場とお考えください。

■事例1.「ある美容室のホームページ」
・トップページ+下層3ページ
下層ページ)
1.美容室の紹介(コンセプト・料金表など)
2.スタッフ紹介
3.アクセス、ご予約・お問い合わせ
※全て静的htmlにて制作。Flashなどは使用せず。写真・原稿支給。
・お問い合わせフォームは使わずに、メール起動

予算相場:約15~50万円?

事例1.は、かなり小規模なホームページというイメージです。ミニマムですね。
必要最低限のページ数にし、問合せフォームなども省くことで、出来るだけ制作に掛かる手間を減らし、費用も抑えるパターンです。

ただ、それでも予算相場の下限と上限には大きな開きがありますね。
これは、前述の通り制作するのが個人(フリーランス)なのか、会社なのか、また会社の規模が大きいのか小さいのか、などによって変わって来るところです。
ですが、余程凝ったことをしない限り、おおよそこの範囲では無いかと思います。

ちなみに、当社でこの規模・条件のサイトを制作した場合には、おおよそ25万円前後になるかと思います。

■事例2.「ある中小企業のホームページ」
・トップページ+下層ページ数10ページ
・ニュースの更新が社内で出来るシステム設置
・お問い合わせフォーム設置
※下層は全て静的htmlにて制作。Flashなどは使用せず。写真・原稿支給。

予算相場:約30~150万円?

こちらは、一般的な中小規模の企業のホームページを作る想定です。
こちらは、先ほど以上に予算相場に開きがありますが、事例1と同様に発注するホームページ制作会社によって異なりますので、ご予算と相談の上決められるのが良いかと思います。

こちらの規模・条件のサイトを当社で制作した場合には、70万円前後かと思います。


以上、とてもざっくりとした感じになってしまいましたが、要はホームページ制作には「相場」というものが明確に言い切れない、発注する相手によって大きく変わる、ということがおわかり頂けたかと思います。

重要なことは、お金をどこまで掛けて、どの程度の効果を期待するのか?ということをまず一番に考えるべき、ということです。
業種・業態によっては、いくらホームページにお金を掛けても、本業への見返りが全く無い場合もありますし、別に金銭的な見返りなどいらない、とする場合もあります。
会社である場合、当然ホームページを制作するからには、費用対効果を求められるでしょうし、年間で決められた予算もあるかと思います。
そのあたりをトータルで考えて、掛けられる予算をまず考えることが良いかと思います。
予算組みや費用対効果の算定から協力してくれるホームページ制作会社も中にはありますので、まずは相談してみるのも良いでしょう。

また、金額的にご不安がある場合には、複数のホームページ制作会社に相見積もりを取るのも良いかと思います。

ですが、ご注意頂きたい点があります。
複数社から相見積もりを取ると、どうしても提案内容やその会社・担当の良さよりも、金額ばかりに目が行ってしまい、結果的に金額的に一番安いところ、値引きしてくれたところを選択してしまう可能性が高い傾向があります。

しかし考えてみて下さい。
極端に安い金額や、値引きしてでも仕事を請けたい会社というのは、そこまでしないと仕事が請けられない状況・・・という可能性もあります。
逆に言うと、良いホームページを作っている会社、顧客から支持されている会社は、そこまでしなくても紹介受注や継続した仕事がありますから、あまり安売りや値引きはしないものです。
もちろん、極端に安い制作会社・大幅に値引きをする制作会社の全てがそうとは思いませんが、そうした可能性もあることを頭の片隅に置いておいて下さい。

それでは今日はこの辺で。
皆さんのお仕事がうまく行きますように。


2012年01月30日 11時00分00秒  /  コメント( 0 )  /  トラックバック( 0 )

【第二回】 仕事力・営業力 ちょっと無理めがちょうど良い

かなり間が空いてしまいました。

12月に入り、年明けアップのお仕事が複数件同時進行となり、年末も12月30日まで会社にいました。
まだ、全てが落ち着いた訳ではなく、今度は年度末に掛けての複数同時進行が続きますが、このブログも出来るだけ更新して行きたいと思います。

ということで、久しぶりの連載ブログ更新ですが、もう昨年までのような日付を遡っての後追い更新ではなく、穴が空いた分は自分への戒めとして、そのままシレっと更新していきたいと思います!どうぞお付き合い下さい。

隔週連載企画の木曜日は、「日々磨く 『仕事力・営業力』」と題して、仕事や営業をテーマに書いて行きます。

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【第二回】 ちょっと無理めがちょうど良い

第二回目のテーマは、「ちょっと無理めがちょうど良い」です。

この言葉は、私がまだ社会人になって5年目ぐらいの時に、色々な方々からの話を通して実感し、その後、いまだに自分でも実践しているものです。

『ゲストから何か相談や質問・要望を受けた時、「わかりません」「出来ません」とは絶対に言ってはいけません。』

これは、私が高校~大学時代にお世話になった千葉県浦安市にある某テーマパークでのアルバイト時代に習った、人生で始めての仕事訓だと思います。(なので、ゲスト=来園者となります。)
ここでの経験は、色々とその後の私の仕事観に影響を与えてくれていますが、その中でも非常に印象深い言葉の一つでした。

仕事をしていると、上司や取引先から、それまで考えたことも、やったこともないようなことをオーダー受けることがあります。または、今までの半分の予算や納期を求められることもあります。
そんな時、思わず「無理です」「出来ません」と言いたくなってしまうのが、人情というものでしょう。

でも、ちょっと待って下さい。
それは、「自分の能力を伸ばすチャンス」と捉えることは出来ないでしょうか。
どんな方法を使っても、本当に実現不可能なことでしょうか。

言い換えると、「今までやったことがある仕事」「やれるだろうと思われる仕事・納期」だけをやっていては、その人はそれほど成長しません。
確かに、その仕事を拒否することで、当面の自分は安泰ですが、長い目で見ると自分の守備範囲がいつまで経っても広がらず、成長が鈍化してしまいます。
それだけでなく、対外的にも「あの人は、新しい仕事をやりたがらない。困っているのに、こちらの意を全く汲んでくれない。」という烙印を押されてしまうことにもなりかねません。

そんな時、私はいつも上の言葉を心の中で思い出します。

『ちょっと無理めがちょうど良い』

この「ちょっと無理め」というニュアンスが難しいのですが、「完全に無理」な仕事は請けてはいけません。自分が窮地に陥るだけでなく、相手や会社に迷惑を掛けることにもなりかねません。
(そんな時は、すぐに上司に相談するべきです。)

それでも、例えば一旦「かなり厳しいとは思いますが、やれる方法を考えてみます」と一旦飲み込んでみることです。
その上で、そのオーダーに応えるために足りない要素(スキル?予算?期間?)を洗い出し、足りない場合には、どうすれば補えるのか?を考えてみることです。

私の経験上、話を聞いた時点で「これは無理そうだな、厳しそうだな」と思ったことでも、実際にやってみると、それほど大変でも無かった、ということが非常に多いと感じます。

また、それを成し遂げた先には、自分への自信と、現実的な仕事の幅の広がり、更には自分の収入という大きなご褒美が付いて来ます。

自分がやったことの無い仕事や納期というのは、本能的に拒否反応を示しがちですが、是非一度飲み込んで、実現出来る方法を考えてみる、という習慣をお薦めします。

また、この場合、相手も無理めな要求をしているな、と薄々感じていることもあります。
その場合、「検討した結果、ここまでだったら出来ます」という代替案を提案する、という選択肢も使うことが出来ます。
最初から「無理」と言ってしまっては、それすらも提案することが出来ません。

自分の仕事の幅を広げ、成長を続けるためにも、是非「ちょっと無理めな仕事」にこそ、意欲的にトライするべきかと思います。

※「安請け合い」とは違いますので、くれぐれも「全く無理」なことを請けて、大変なことにだけはならないように気をつけて下さいね。あくまで「ちょっと無理め」なぐらいをお薦めします。

では、今日はこの辺で。
皆さんのお仕事がうまく行きますように。


2012年01月19日 12時47分52秒  /  コメント( 0 )  /  トラックバック( 0 )