【本】任天堂 “驚き”を生む方程式

久しぶりに、本の紹介でも。
少し前に、遅ればせながらこの本を読んだ。
『任天堂 “驚き”を生む方程式/井上 理』
感想は・・・、
なかなか、良かったです。
「任天堂」という、名前の有名さとは裏腹に、
あまり企業に関する本が少なく、
トヨタやソニーほど、実態が知られていない企業の
過去から現在までが、書かれている。
先代で、実質的な創業者の山内氏から、
ゲーム制作畑の会社にいた岩田氏に
経営の舵取りが移され、
通常ならば業績が低迷する
このパターンにも関わらず、
その後、それまでにも増した勢いで、
WiiやDSといった快進撃を続ける任天堂の、
強さの理由が、とても丁寧によく書かれている。
詳しくは、本書を読んで頂ければと思うけれど、
なるほど、と思ったのは、
自分たちが何屋であるか?
お客様は、自分達に何を求めているか?
ということを、現社長の岩田氏が、
しっかりと突き詰め、理解し、
それを社内に、
そして製品に落とし込んでいること。
ゲームが、高機能・高性能化の一途をたどり、
一部のマニアにしか支持されなくなった時代、
ゲーム人口の減少に危機感を覚えた岩田氏は、
他社のハードに比べて、画面のグラフィック精度や
CPUの処理能力に劣るWiiで勝負を掛けた。
そこまでに至る背景や、
その時の社内からの反発、
また、それをどうやって押さえ込んでいったか、
などなど、克明に書かれていて、
経営者ならば、是非読んでおいて損は無いと
思わせる内容だった。
自分達は、何屋なのか?
を、改めて考えさせられた。
Posted at 2009年12月13日 23時10分00秒 [その他]
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