てくてく、と。株式会社テクト  代表取締役  中谷茂樹のブログ

40年も前なのに色褪せない

幼稚園では遅すぎる

頂きものの話が連続して恐縮だけれど、これまた頂きもの。

ソニーの創業者、井深大氏が今から40年前の1971年に書かれた

「幼稚園では遅すぎる」という書籍。




確かに、3歳までで、その後の成長を決定づけるような、

脳の重要な部分の大半が作られる、という話は何度か耳にしたことがある。

この本では、そのあたりのことについて、豊富な研究結果や、

教育者の実例と共に、3歳までの幼児教育の重要性、

そして親の接し方が紹介されており、とても面白く、勉強になった。




しかし、ソニーと言えば、言うまでもなく電気メーカーである。

そして、井深氏といえば、やはり生粋の技術者のイメージがある。

そのような会社・人物が、日本の未来のために財団まで作り、

活動されていたことなど、恥ずかしながら全く知らなかった。




書籍に書かれているけれど、

井深氏自身のお子さんが障がい児で、育児に大変ご苦労されたこと、

また、乱れていく日本の社会を見、将来を危惧して、

「21世紀を担う、よい人柄のよい人間を育てよう」を目的に、

「教育」の中でも、とりわけその後の成長への影響の強い、

「幼児教育」の財団を設立されたそうである。

その意思は、

現在も 「公益財団法人 ソニー教育財団」として、

しっかりと継承されている。




ちなみに、この財団が作られたのは1972年。

今となっては、企業の「CSR」活動など当たり前となっているが、

今から約40年も前に、そのような考えを持たれ、

且つ実践されていたことに、ただただ驚く。

やはり、大経営者と言われる人は、圧倒的に凄い。

書籍の内容も去ることながら、

改めて井深氏という人物に興味が湧いてきた次第。




もちろん書籍の方は、非常に勉強になるし、

とても40年も前に書かれたとは思えない、

今でも全く色褪せていない内容だった。

小さなお子さんをお持ちの方には、

是非、一度読まれることをお勧めします。


Posted at 2011年08月28日 23時50分00秒 [その他]

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